じゅっきゃくもくつうしん

やどかり と おかやどかり

 おかやどかりは、りくち に すむ やどかりの なかまです。
 きみたちが、うみに行ったとき うみの岩や石の上で、かいがらをせおった やどかりを見ることが ありますね。これは、よく にているけど、おかやどかりでは ありません。うみに  すむ やどかり と おかやどかり とは 少し ちがっています。

二つのちがいがわかるかな?

 って、この しゃしんで わかるわけ ないよね。

 かんたんな 見わけかたは、あし が太くて平べったければ、おかやどかり の なかま。あし が ほそければ、うみのやどかり の なかまです。
 おかやどかり は、熱帯(ねったい)から亜熱帯(あねったい)の  いきもの なので、みんなが よくしっている 東京湾(とうきょうわん)や大阪湾(おおさかわん)のような本州(ほんしゅう)の  うみでは ほとんど見ることが、できません。
 また、おかやどかり が うみに入るのは、こどもをうむときや、かいがらの中に水が なくなったときなど、とくべつな ばあい だけで、やどかり が うみの外に出るのは、しおが  ひいて とりのこされたときなど、とくべつな ばあいだけなので、かんたんに 見わけがつくと おもいます。

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