じゅっきゃくもくつうしん

さるかにがっせん と あかてがに

アカテガニ写真 あかてがに  は、とても かに らしい かにで、えほん などで見る かにのすがた に とてもよく にています。もしかすると さるかにがっせん の かに の モデルは、あかてがに  なのかもしれません。
 さるかにがっせんでは、かにが いっしょうけんめい かきのたねに水をあげます。これは、あかてがに が 水のあるばしょをみつけるのが とても うまいことを ものがたりに  しているのでしょう。
 また、さると こうかんする前は、かには おにぎりをもっています。あかてがに は 浜辺(はまべ)で人が  なにか たべていると、こっそり しのびよってきて ぬすんでいくことが あります。

 あかてがに が、さるかにがっせんの かに だとすると、あかてがに の 寿命(じゅみょう=なんねんぐらい生きるか)は8ねんいじょう  あることに なります。
 ももくり3ねん・かき8ねんと いわれるように、かきに みが なるようになるまで、8ねん かかるからです。もちろん これは じょうだんですが、ほんものの あかてがに  も 10ねん いじょうは 生きることが あるようです。

 ほんとうは、さるかにがっせんの かに と ちがって、あかてがに は 木にのぼることが できますし、むかしの さるかにがっせんの えほんでは、さるが あおいかきを  かに に ぶつけると、かにが つぶれて そのおなかから こどもが 生まれてきますから、さわがに だと かんがえるほうが、ふつうのようです。
 あかてがに は うみで みじんこ の ような あかちゃんをうみますから。

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アカテガニについての「うんちく」(おとなの ひと むけ)