ヤドカリ/ナキオカヤドカリ のバックアップソース(No.1)
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&size(12){&color(#666666){&topicpath;};}; * ムラサキオカヤドカリ('''Coenobita purpureus''') [#lb3bcd13] #ref(purple0.jpg,around,50%); 他のオカヤドカリ属と同様、熱帯域の陸上に棲息。 ナキオカヤドカリに非常に似る。即ち鉗脚上縁の毛束列と左鉗脚の掌部外面の斜向顆粒列が(ナキオカヤドカリを除く)他種との顕著な違い。眼柄の断面は著しく扁平する。 色は白、薄い青、スミレ色、オレンジがかった紫等バラエティに富むが、ある程度の齢に達した個体は概ね紫色になる。体色だけでは本種とナキオカヤドカリの区別はつかない。眼柄下部の暗色線の有無によって見分ける。 発音器を持つため「鳴くオカヤドカリ」として有名。一般にオカヤドカリが鳴くのは、昆虫やカエル等のメーティングコールとは意味合いが違い、むしろリリースコールに近いものと思われる。外敵に襲われたりストレスを受けたり不快な時に鳴く様だ。 沖縄諸島が主な棲息域だが、小笠原諸島でも僅かに見られる。本州の一部でも越冬が確認される。世界最北限に棲息するオカヤドカリとして貴重な種。 我国で最も多産するオカヤドカリで、個体数は多い。但し、開発等による棲息環境の減少・悪化が深刻な影響を与えている可能性がある。 市場にはナキオカヤドカリと共に大量に流通している。 &color(#000099){&size(12){節足動物門 > 甲殻亜門 > 軟甲綱(エビ鋼)> 真軟甲亜綱 > ホンエビ上目 > 十脚目(エビ目)> 抱卵亜目(クルマエビ亜目)> 異尾下目 > ヤドカリ上科 > オカヤドカリ科 > オカヤドカリ属};}; &br;&br; ---- - 参考情報 #ref(ganpei.jpg,center); &br;&br; ---- ***関連記事 [#p2851c09] ヤドカリ/オオナキオカヤドカリ ヤドカリ/コムラサキオカヤドカリ