ヤドカリ/ケアシホンヤドカリ のバックアップ差分(No.3)


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* ケアシホンヤドカリ('''Pagurus lanuginosus''') [#k0808dec]

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典型的な北方起源のヤドカリで右鉗脚が大きい。
我国の磯を代表するヤドカリの一つ。中潮帯から低潮帯にかけて普通に見られる。タイドプールでも普通に見られるが、ホンヤドカリと違い、波がまともに洗うような場所でよく見られる。
我国の磯を代表するヤドカリの一つ。中潮帯から低潮帯にかけて普通に見られる。タイドプールでも普通に見られるが、[[ホンヤドカリ>ヤドカリ/ホンヤドカリ]]と違い、波がまともに洗うような場所でよく見られる。
灰緑色の体色で地味だが、深紅の第一・第二触覚がよく目立つ。本種は灰緑色の体に黒い点が散在するが、濃緑色の体に白い点が散在するものもあり、以前は同種とされていたが、最近ホシゾラホンヤドカリと和名が付いた。
我国の温帯域の岩礁地帯に広く分布。

一般に海棲ヤドカリの飼育は容易で、海水魚が長期飼育できる程度の環境さえ整っていれば2、3年は維持できる。本種も同様で強健な種類だが、ホンヤドカリに比べるとやや水質悪化に弱い。またオカヤドカリ等に比べると非常に大食漢であるため、魚の残餌だけを与えていたのではすぐに姿を消す。水槽中に生える藻(通称コケ)を食べることはない。
一般に海棲ヤドカリの飼育は容易で、海水魚が長期飼育できる程度の環境さえ整っていれば2、3年は維持できる。本種も同様で強健な種類だが、[[ホンヤドカリ>ヤドカリ/ホンヤドカリ]]に比べるとやや水質悪化に弱い。またオカヤドカリ等に比べると非常に大食漢であるため、魚の残餌だけを与えていたのではすぐに姿を消す。水槽中に生える藻(通称コケ)を食べることはない。

&color(#000099){&size(12){節足動物門 > 甲殻亜門 > 軟甲綱(エビ鋼)> 真軟甲亜綱 > ホンエビ上目 > 十脚目(エビ目)> 抱卵亜目(エビ亜目)> 異尾下目 > ホンヤドカリ上科 > ホンヤドカリ科 > ホンヤドカリ属};};
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