ヤドカリ/オカヤドカリ のバックアップソース(No.2)

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* オカヤドカリ('''Coenobitidae''') [#f1741d33]

ヤシガニ属('''Birugus''')を含むオカヤドカリ科の総称。またはヤシガニを除くオカヤドカリ属('''Coenobita''')の総称。
オカヤドカリ属は日本に6種。オカヤドカリ('''C.cavipes''')、ナキオカヤドカリ('''C.rugosus''')、ムラサキオカヤドカリ('''C.purpureus''')、コムラサキオカヤドカリ('''C.violascens''')、オオナキオカヤドカリ('''C.brevimanus''')、サキシマオカヤドカリ('''C.perlatus''')が棲息。

* オカヤドカリ('''Coenobita cavipes''') [#e304fb3e]

オカヤドカリ科オカヤドカリ属オカヤドカリという種。
他のオカヤドカリ属と同様、熱帯域の陸上に棲息。
ムラサキオカヤドカリやナキオカヤドカリとは形態的にやや違いがあり、コムラサキオカヤドカリに似る。即ち左鉗脚の掌部外面に斜向顆粒列がないことと眼柄の断面がそれほど扁平しないことが特徴。
色は褐色。発音器は持たない(鳴かない)はず。
インド−西太平洋に広く分布。

我国での個体数はムラサキオカヤドカリやナキオカヤドカリに比べると少ないが、希少という訳でもない。

市場には上記2種のマジリで流通する可能性があるが、棲息環境が違うためか繁殖時期の違いなのか混じることは少ない様だ。昔からの釣餌ルートでの流通があるのか大型の本種が大量に出回ることがある。
飼育環境は上記2種とほぼ同じで良いはず。

&color(#000099){&size(12){節足動物門 > 甲殻亜門 > 軟甲綱(エビ鋼)> 真軟甲亜綱 > ホンエビ上目 > 十脚目(エビ目)> 抱卵亜目(クルマエビ亜目)> 異尾下目 > ヤドカリ上科 > オカヤドカリ科 > オカヤドカリ属};};
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