カエル/シュレーゲルアオガエル のバックアップ差分(No.1)


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#ref(schlegel.jpg,around,50%);
これはシュレーゲルアオガエル('''Rhacophorus schlegelii''')の色変個体です(ウソ)。&br;
このカエル。確かにシュレーゲルアオガエルなのに、コーヒーの様な色。普通は全身が緑色のカエルなんですが、時々こういう色の個体もいて、図鑑でも「色は緑または暗褐色」等と書かれていたりします。

実は、こいつは田圃の畦の茶色い土の上の、しかも落ち葉が溜まって、要するに周囲がまるっきり茶色い世界で捕まえたもので、つまりは完全な保護色。保護色といえばアマガエルが有名ですよね。アマガエルはどんな図鑑を見ても「周囲の色に合わせて色を変える」等と書いてあるはずですが、シュレーゲルアオガエルに関しては、私の知る限りそう書かれている図鑑を見たことがありません。どうも奇妙です。

ちなみに、写真の個体ですが、プラケに入れてしばらく草の上に置いておくとあ〜ら不思議。“普通に緑色のシュレーゲルに”変わっていました⌣

これは私の推測ですが、アマガエルの場合は緑の場所にいれば緑色に、茶色い場所にいれば茶色いカエルに、一様に色が変わるのに比べて、シュレーゲルアオガエルの場合は茶色い場所にいても緑のままのヤツもいるので、「学術的に保護色」とはされていないのではないでしょうか。この個体差が何処で生じるのかは判りませんが、(これも)私の見る限りは背中に斑紋のある個体の方が色を変える傾向が強い様です。

#ref(schlegel2.jpg,right,around,50%)
それと、シュレーゲルは典型的な「声はすれども姿は見えず」なカエルなので、検体を集めるのも一苦労。しっかりと研究が進んでいないのかもしれません。&br;&br;
右は参考までに普通に緑色のシュレーゲルです。