ヤドカリ/オオナキオカヤドカリ のバックアップソース(No.1)
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&size(12){&color(#666666){&topicpath;};}; オオナキオカヤドカリ(Coenobita brevimanus) 他のオカヤドカリ属と同様、熱帯域の陸上に棲息。特徴的なのは眼柄で、海棲のヤドカリと同じ様な円筒形の眼をしているため、筆者の様な海ヤド好きならともかく、「ヤドたんって可愛い!」と宣う向きには“気持悪がられる”可能性が高い。 確かに、ムラサキオカヤドカリやナキオカヤドカリに比べるとややグロテスクな風貌。 インド−西太平洋に広く分布。 環境省指定の準絶滅危惧種ではあるが、個体数が著しく少ない訳ではない。絶滅が危惧される主要因は開発等による棲息環境の減少・悪化と推測される。 これを「激レア」、「超希少」と称するのは明らかに誤り。意図的に称する業者があった場合は詐欺を疑うべし。 市場には上記2種のマジリで流通する可能性がある。但し棲息環境が全く違うので若齢個体以外のマジリは正規ルートでは考えにくい。同じ理由で飼育環境は上記2種とは違うことだけは判っているが、詳細は不明。 また我国外には多量に棲息しており、希少価値は皆無。安価な外国産オカヤドカリ扱いで、植物防疫法で輸入禁止(例外なく没収・殺処分)されていることを知らずに入荷する業者が後を絶たない。 &color(#000099){&size(12){節足動物門 > 甲殻亜門 > 軟甲綱(エビ鋼)> 真軟甲亜綱 > ホンエビ上目 > 十脚目(エビ目)> 抱卵亜目(クルマエビ亜目)> 異尾下目 > ヤドカリ上科 > オカヤドカリ属};}; ---- - 参考情報 さすがの文化庁もオオナキオカヤドカリに対する監視は非常に厳しいという情報あり(一見して他のオカヤドカリとは見た目が違うためもあるか)。沖縄本島では非常に個体数が少ないこともあり、許可業者による採集は物理的にほぼ不可能。