ヤドカリ/ヤマトホンヤドカリ

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[編集]ヤマトホンヤドカリPagurus japonicus

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典型的な北方起源*1ヤドカリで右鉗脚が大きい。
他のホンヤドカリ属のヤドカリよりもやや深場に住み、低潮帯より上で見ることはまずない。やや大型の種類。
色は赤白斑。エメラルドグリーンの眼が特徴的な美しいヤドカリ
東北から九州にかけて温帯域の岩礁地帯に広く分布。

大きくて強そうなヤドカリだが、高水温に弱い様で飼育難易度は高い。夏場のタイドプール等では、取り残されて瀕死状態、あるいは死んでいる個体を目にすることがある。
一般に海棲ヤドカリの飼育は容易で、海水魚が長期飼育できる程度の環境さえ整っていれば2、3年は維持できるが、本種に限っては夏場の高水温対策が不可欠。またオカヤドカリ等に比べると非常に大食漢である海棲ヤドカリの中にあって本種は体も大きく、更に豊富な量の餌を要すると思われる。水質悪化にも弱い。

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*1 寒海起源とも言う=寒海性のヤドカリの祖先から分化した種。北方起源と南方起源は、それぞれ別の祖先から収斂進化し、似た形質を持ったとする説もある。