十脚目通信

The Theme of Deca-J水族館

○親と子と、人と自然とのコミュニケーション
以前の私を知っている方には、もうお馴染のテーマです。『親と子と、人と自然とのコミュニケーション』。児童文学関係もこれをテーマにしていますが、Deca-J水族館の構想もこのテーマを踏襲しています。
基本は“親は子供を連れてきなさい”と“子供は親を連れてきなさい”です。
他人に子供を預けて親が知らんぷりなど、とんでもない。また子供を置いて親だけ遊ぶのも、とんでもない。その代わりファミリー割引を設けます。
例えば、入館料。大人500円、小人300円のところ、小人一人に付き大人一人まで無料(つまり親子なら二人で300円)といった具合に。
親は子供を連れていきやすくなるし、子供は親を誘いやすくなります。そこが狙いです。

最近、とみに人と生き物を巡る環境が荒廃しているのは、自然と触れ合うことの下手な親が増えてきたことに起因すると、我々は考えています。
野外に出た子供たちは、生き物に目を輝かせます。そして捕まえます。捕まえたら家に持って帰りたくなります。でも親は、「飼うのは大変だから」、「死んだら可哀想だから」 と、子供たちに諦めさせようとします。ここまでは昔も今も変わりません。
ところが最近では、駄々をこねる子供もほとんどいないのです。
「絶対に自分で世話をするから」と(実際には最初の3日ぐらいしか世話しないのですが…)駄々をこねる子供もいなければ、親の目を盗んで“こっそり持って帰る”子供もほとんどいないのです。
このことが、店頭等で安易に生き物を購入し、また飼いきれなくなったら放逐するという、悪質な自然環境破壊に繋がってはいないでしょうか。

ですから、我々十脚目通信は、将来の我国の環境を守れるナチュラリスト育成のため、たくさんの駄々っ子たちを作ろうとしています。我が子の駄々を押さえつけるのではなく、許容できる、あるいは説得できる人の親を作ろうとしています。
生き物の種類によっては決して“飼うのが大変ではない”こと。死んでしまったら可哀想ですが“飼育知識があれば長生きさせられる”こと。また一部の生き物は“飼うのがとても難しい”こと。そうであっても“安易な放逐は絶対にいけない”こと。
人の世の親と子供が、これらを身を持って体験できるような水族館を目指します。
○テーマ水族館(青写真)
水族館レイアウト図
水族館内中央の大テーブルに、磯を模した大水槽。水槽の中には磯の生き物たち。水槽の回りには図鑑や飼育マニュアルを置き、入館者には自由に閲覧していただけるようにします。
周囲の壁にも大小様々な水槽を配し、イスに座ってくつろげる空間とします。
但し、館内でくつろいでいるだけでは癒されはしても、本当に生き物と触れ合ったことにはなりません。
当水族館の目玉は、フィールドワーク。実際に各地の磯や池や川に出掛ける「自然の生き物の観察・採集ツアー」を提案していきます。

また、水族館そのものが(規模までそのままという訳には生きませんが)出張し、各地で移動水族館を開催。その各の場所においてもフィールドワークの提案を行います。

[活動のルール]

> 採集の約束   > 飼育の約束

このテーマはDec-J水族館設立計画と連動したテーマです。
趣旨について充分ご理解いただいたうえでの、協賛についてのご相談・ご質問は、 ください。
また、現在は候補となりますが、志と情熱のあるスタッフを募集しています。年齢・経験・学歴・前科の有無不問。スタッフについてのお問い合せは、 ください。

その他、「もっと良い案があるよ」等のご意見や、「こんなのが欲しい」等のご要望は、常設&移動水族館「魚はいません」ご意見板へご意見ください。